インスタグラムやYoutube、日本最大級のファッションサイト「WEAR」で人気急上昇中のきりまるさん、23歳!
Youtuberとしては、自身の経験を赤裸々に語る動画が人気を呼び、多くの女性から支持されていますね。
そんなきりまるさんは自らのYoutubeチャンネルで、3年前にパニック障害を経験したことを公表しています。
その動画では、壮絶な体験をしたきりまるさんに対しての驚きの声や共感のコメントで溢れ、大きな反響を呼んでいます。
この記事では、きりまるさんのパニック障害の原因は何か?彼女なりの克服方法について調査し、まとめました!
目次
きりまるのパニック障害の原因は?
きりまるさんが自身のパニック障害の体験を語ったこちらのYoutube動画は大きな反響があり、2021年4月時点で208万回再生、コメント数も6500件を超えています。
一般的なパニック障害の原因は何なのでしょうか?
きりまるさんにとってのパニック障害の原因にはどんなことが考えられるのか?を調査してみました。
きりまるさんのパニック障害【症状のまとめ】
きりまるさんは動画の中で『it』というホラー映画でピエロの映像を見たことがきっかけでパニック障害を発症したとお話されています。
時期は看護学校に通う学生さんの頃、看護師国家試験の2ヶ月前に起こったようです。
初めての発作では、このような症状が起こりました。
- 息ができない
- 息の仕方がわからなくなった
- 過呼吸
- 頭が真っ白
- 激しい動悸
- 死ぬんじゃないかという恐怖を感じた
その後も満員電車に乗っているときに発作が起こるなど、症状が繰り返されたようです。
また症状が起こるのではないかという予期不安にも襲われ眠れなくなった時期もありました。
日常生活でも次の様な多くの制限があったようです。
- 車、電車、飛行機などの乗り物に乗れなくなった
- お買い物のレジに並べなくなった
- 歯医者や美容室など逃げられない状況がダメになった
- 人混みがダメで遊園地や好きだった温泉も行けなくなった
- 大きな音が苦手でライブに行けなくなった
- 教室での授業など閉鎖的な空間が苦手になった
- ホラー映画やグロテスクな物、悲しいニュースがダメになった
- 友達との電話も苦手になった
- 浴衣や着物の着付けがダメになった
- お腹がいっぱいの状態や運動など心拍数が上がる状況がダメになった
- コーヒーやお酒も交感神経が高ぶるから飲めなくなった
いつもの日常生活が、ある日を境に一変してしまうのですから精神的にも相当辛い思いをされたのでしょうね。
きりまるさんにとってのパニック障害を発症する原因には何が考えられるのでしょうか?
原因その①【看護学生としてストレスが大きかった】
一つ目に考えられる事は、きりまるさんが看護学生であったからこそのストレスです。
きりまるさんがパニック障害を発症したのは、看護師国家試験の2ヶ月前ですから、受験の追い込みの時期で相当なストレスを抱えていたのではないでしょうか?
また看護学生は一般的にも厳しい学生生活というイメージがありますよね。
実際の看護学生さんの声はどうなのでしょうか?
授業にテスト、レポート課題や実習など抱える事が沢山ですね。
特に病院実習では緊張の連続と、毎日のレポート課題で睡眠不足が続く中でこなさなければいけないのが普通だそうです。
大変な学生生活を乗り越えてきて、更に国家試験の前ですから、体にも心にもかなりのストレスが溜まっていた事が発症に繋がった可能性は考えられますね。
原因その②【読者モデルの仕事との両立に葛藤を感じていた】
二つ目の原因として考えられるのは、読者モデルの仕事と看護学生との両立に葛藤を感じていた事です。
きりまるさんは看護学生時代に、読者モデルとの両立についてインスタグラムでこのようにお話されていました。
当時学校から、目立ちすぎているから学校の評判に響くと言われSNSを今すぐ全てやめるか、学校を退学するか選択されました。正直、人前に出るお仕事は今しかできない事だと思ったので、心が揺らぎ、いままで応援してくれたみんなのことを考えてもSNSを今日でやめるなんて選べず、看護の道を諦めようと思っていました。苦しくて毎日泣いていました。
引用元:Instagram
学校からこのような圧力がある中で読者モデルの活動やSNSを続ける事は穏やかな気持ちではいられなかったでしょうし、大きな葛藤があったでしょうね。
動画の中では「看護師の仕事が始まってからは症状は落ち着いた」とお話されていましたから、学生時代に感じていたストレスから解放されたという思いもあったのかもしれません。
きりまるのパニック障害の克服方法は?
きりまるさんなりのパニック障害の克服方法について、こちらのYoutube動画で紹介していました。
克服法その①【心の不安を抑える薬に頼る】
抗不安薬というお薬を飲み不安感を抑えて、パニック発作の症状をコントロールしていました。
症状の改善とともに薬は少しずつ減量していったようですが、その後もお薬をお守り代わりにお財布に入れておく事で安心できたようです。
克服法その②【睡眠をとにかく取る】
パニック障害で精神科に1ヶ月間ほど入院した時期があったようですが、その間は睡眠薬を毎日飲んで「ひたすら寝まくった」のが効果的だったようです。
克服方法その③【気をそらす事をする】
パニック症状が起こりそうな時、症状に焦点を当てないようにして、次のような「気をそらす」工夫をしたようです。
- ゆっくりの深呼吸を意識する(3秒吸って倍の6秒で吐く)
- 家族一人一人の名前を思い出す
- 羊や数字をひたすら数える
- 昨日食べたご飯を思い出す
克服方法その④【母親の存在】
パニック障害の闘病中は、きりまるさんのお母さんが一番の理解者としてそばに寄り添ってくれた様です。
「毎日お母さんに死にたいと泣きついて一緒にいっぱい泣いて過ごした」と語っています。
パニック障害でできないことが増えて周りと比べて落ち込むようになってしまったきりまるさんに対して、お母さんは次のように伝えた様です。
絶対に人と比べたらダメ、自分は自分、人は人
あんたにしか辛さはわからないけど
きつい思いをした分、患者さんの気持ちに人一倍寄り添った本当の看護ができるよ
きりまるさんはその言葉だけで「絶対に看護師になってやる!」と思えたそうです。
過去にお母さんについてツイッターでこのようにつぶやいていました。
尊敬して支え合う素敵な親子関係ですね。
引用元:Instagram
この記事では、きりまるさんのパニック障害の原因は何か?彼女なりの克服方法について調査し、まとめました!
きりまるさんは、同じ様にパニック障害で悩む動画の視聴者に対して、「病気は個性の一つと受けてめて、自分のペースで治ることを諦めないで、心身ともに健康である事が一番」とメッセージを送っていました。経験者だからこそ響く言葉ですね。
きりまるさんは人気Youtuberとなり益々忙しくなるでしょうから、ぜひお体に気をつけて!今後も私達に楽しい情報を届けて欲しいと思います!
パニック障害が起こるメカニズムや原因は完全には明らかにされていないが、脳神経機能の異常が関わっているとも言われている。発症の割合は100人に1-2人、男性より女性の方が発症の割合が多い。過労、睡眠不足、ストレスなど環境や心身の不調が発作の引き金になる要因として挙げられる。