中村梅雀さんと言えば本業は歌舞伎役者ですが、
演劇、映画やドラマなどにも出演し、幅広く活躍されていますね。
それに加え凄腕のベーシストとしても活躍されていることをご存知ですか?
この記事では、中村梅雀さんのベースの腕前がわかるエピソードや演奏動画を紹介していきます。
目次
中村梅雀さんのプロフィール
出典:Instagram
- 名前:中村梅雀(なかむら ばいじゃく)
- 本名:三井進一(みつい しんいち)
- 生年月日:(1955年12月12日)
- 年齢:65歳(2021年時点)
- 出身地:東京都武蔵野市
- 屋号:成駒屋
- 血液型:AB型
- 配偶者:瀬川寿子(2006年再婚)
- 職業:歌舞伎役者・俳優・ベーシスト・作曲家
中村梅雀さんは、四代目中村梅之助の長男として生まれ、
9歳で「勧進帳」の太刀持ち役で初舞台を踏みました。
その後桐朋学園短期大学演劇専攻を卒業し、劇団前進座に入りました。
1980年の前進座創立50周年記念公演を機会に二代目「中村梅雀」を襲名します。
歌舞伎、演劇、映画、ドラマでも幅広く活躍されていますね。
「釣りバカ日誌」や「信濃のコロンボ事件ファイル」、NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」ではナレーションを務めました。
この春4月からは2本のドラマ出演も決まっています。
4月5日月曜スタート フジテレビ月曜9時『イチケイのカラス』主任書記官・川添博司役
4月7日水曜スタート テレビ朝日『特捜9 Season4』班長・国木田誠二役
プライベートでは2006年には、25歳年下の前進座女優、瀬川寿子さんと再婚し、
65歳にして5歳のお子さんの父親でもあります!
前妻との間には30歳位の娘さんもいるので、二児の父親ですね。
仕事もプライベートも還暦を超えて尚、大活躍ですね!
ベーシストでもある中村梅雀さんはいつ頃からどのような音楽に影響を受けてきたのでしょうか?
ピアニストだった母親の影響で幼い頃にジャズに傾倒し、12歳でベースを始めたようです。
学生時代にバンド活動を始め、その後結成したジャズ・フュージョンバンドでは自らエレキベースを弾き、作曲も手がけています。
歌舞伎の世界は、プライベートの自由が効かなさそうなイメージを持ってしまいますが、
自分の好きな事に器用に取り組む才能があるからこそ両立し、継続できたのでしょうね。
中村梅雀さんのベースの腕前は?
出典:中村梅雀公式サイト
中村梅雀さんのベースの腕前がわかるエピソードや演奏動画を紹介していきますね!
中村梅雀さんのベースの腕前がわかる【楽器コレクションがすごい!】
中村梅雀さんの公式サイトでは、コレクションのエレキベースを紹介するページがあります。
出典:中村梅雀公式サイト
中村梅雀さん公式サイトhttp://www.baijaku.com/instruments.htm
楽器のコレクションの一部がこちらです!どんだけ!
楽器屋さんが開けるくらいの本数ですよね…驚きます。
サイトでは、この楽器1本1本に対するエピソードや詳しい解説もされています。
パッと見だと、私には色や形の違いしか感じられませんが…
ベースに詳しい方なら、この楽器1本1本の価値のすごさがわかるのでしょう。
中村梅雀さんによる楽器の解説の一部を紹介しますね。
やはりベースの中のベース。
特に中域の芯がしっかりと出るから、楽曲の中に埋没しない。
何を弾いても、音楽的に心地良くフィットする。
言うまでもなく、私が最も大切にしているベースである。
そしてどんどん使う様にしている。
棺桶にまで連れて行きたい1本である。
出典:中村梅雀公式サイト
梅雀さんのコレクションの楽器1つ1つへの思いが伝わってきます。
ベース愛、音楽愛が感じられますね!
中村梅雀さんのベースの腕前がわかる【演奏動画を紹介】
中村梅雀さんのベーシストとしての腕前がわかる動画を紹介していきます!
中村梅雀さんのYoutubeチャンネルが存在していました。
投稿動画は現時点でまだ1つだけですが、これから増えていくのでしょうか。楽しみですね!
こちらの動画は俳優の平岡祐太さんとエレキギターとエレキベースでセッションしています。
2020年春に放送されたテレビ東京系ドラマ『今野敏サスペンス 機捜235』 で主役を務めたお2人ですね。
プロのベーシストと言ってもおかしくない本格的な演奏ですよね。
中村梅雀さんのベースの腕前がわかる【地下室の会のメンバー】
中村梅雀さんは、プロベーシスト集団『地下室の会』のメンバーであることがわかりました。
プロのベーシストが集まる地下室の会は、1997年に始まり、現在ではメンバーは248名にもなるようです。
こちらのサイトでは、中村梅雀さんのベーシストとしてのプロフィールが詳しく紹介されていました。
出典:地下室の会公式サイト
12才でポール・マッカートニーとモーリス・ギブの影響でベースを始める。高校からバンド活動開始。ツェッペリン、ELP、YESをカヴァー。73年スタンリー・クラークを見て指弾きになり、76年ジャコを見てジャズべのフレットを抜く。様々な影響のもとに曲を作り、好き勝手にベースを愛し、楽器を集める。2000年ギターリスト安田裕美氏と出会い、松原正樹氏、島村英二氏、エルトン永田氏、南部昌江氏等との交流が始まり、松原氏や山埼ハコ氏のレコーディングに参加。梅雀自身のライブもスーパーメンバーで行っている。
出典:地下室の会公式サイト
まだ10代の内からロックやジャズに触れ、さらにフュージョンな様々なジャンルの音楽にバンド活動を通して触れてきたことがわかりますね。
しかしプロフィールだけを見ると立派なミュージシャンの経歴なので、歌舞伎役者や俳優業を同時進行してきたとは信じがたいです!
地下室の会のライブ映像がこちらです。これぞ芸達者ですね。
出典:中村梅雀公式サイト
この記事では、中村梅雀さんのベーシストとしての腕前がわかるエピソードや演奏動画を紹介しました。
公式サイトでは、この春に『新しい分野の音楽活動もはじめます』とメッセージを残していました。
どの様な音楽を届けてくれるのでしょうか?
歌舞伎役者、俳優としてだけでなく、今後ベーシストとしての活躍にも注目したいですね!